ミングラネリア リパタ小学校訪問2日目。
昨日は1年生の算数を見せてもらった。
今日は2年生の算数。割り算の授業でした。
日本では割り算は3年生からですが、こっちでは2年生からやるようです。
かなり前から見に行くことを言っていると、やはり、と言うかやっぱりというか、
きっちりと準備されていたようです。
とはいえ、今日の授業はかなりうまい。
いつも気になる板書の不足もそんなに気にはならなかった(あくまで そんなに)
子どもの動かし方もなかなか。
できる人はできるんですね、って感じ。
もしかしたら、「見に行く」って事でかなり張り切ったのかもしれないが、
そのことで、少しでもプレッシャーを感じてくれると、それはそれでよいと思ったことも事実。
「またくるのかよ!」っていやがられても授業がよくなってくれれば結構。
気になったこと一つ。
先生が「あの子のお父さんは日本人よ」って教えてくれて、
そのときは「ほう」と思っただけでしたが、
授業後、お母さんが来て(こっちでは結構保護者が教室の外にいたりする)
父親に手紙を書いて出してくれないか、と言う。私がすぐに日本に帰ると思っていたらしい。
ただ、よく考えると、それはちょっとおかしい。
ちゃんとした親子関係なら、父親からも連絡がきちんと来ているはずである。
子どもが2年生という事はだいたい8歳くらいのはずで、連絡なしと言うことはおかしい。
(つまりは「そういうこと」のにおいがしたのです)
ちょっと妙な感じもしたし、すぐ帰るわけでもないので、
「私はまだ来たばかりで、これから2年、こっちで働く」
と言うことを説明し、名前などが書かれた紙を受け取ることはしなかった。
万が一、私が手紙出したところで、連絡がつくとも限らないし、
その母親が持っている住所が本当のものである可能性は低い。
無責任なことはできない。
この母子が「そういうこと」かどうかは全く想像の域を超えないが、
おそらくこちらの国の母子家庭のいくつかは「そういうこと」なのかもしれない。
いつぞやリゾートに行ったとき、日本人のおじさんたちを連れてきたガイドが言っていた
「みんなスケベね!」と言う言葉。
そのときは笑っていたが、かなり問題だと思われる。
重い。
暗くなったので、明るい話題を。
北海道日本ハムファイターズ、パリーグ制覇!
やったねえ!
この調子で日本シリーズも勝てないかなあ。。。