久しぶりのSBPT研修会。と言うより、久しぶりのブログ更新がSBTP。。。
これまでにマニラ近郊でSBTP中間報告会もあったのですが、ブログにはアップせず。。。
サボってしまいました。
CARMENはSPTPのパイロット校(日本で言う研究指定校と、言うか地域)なので、比較的毎月のスケジュールがしっかりしているところ。
今日は山の学校でありました。
バスでCARMENの中心校へ。
ここでは多少時間があったので、子ども達と少し遊びました。
ドングリみたいな形のコマ(カシンと言うらしい)の回し方を教えてもらいました。
挑戦してみると、まあまあうまくでき、子ども達から拍手をもらいましたよ。
ふふふ、現役小学校教員の底力じゃ。。。
そこから校長の旦那さんが運転するジープに揺られて山の中へ。
まず、川を渡り。。。この川では子ども達が遊んでいました。
近くでは悠々と水牛が水浴び。写真で手前の子どもの奥に見える黒い固まりが水牛です。
そしてさらに川の中を走り。。。少しだけですが。。。
やっとついた学校はお母さんたちがせっせとご飯を作っているほのぼのとした学校でした。
今日は2年生の算数と3年生の理科を見て、コメント。
最近は
「えーい、ままよ。誰かが助け船を出してくれるわい」
と、開き直り、かなりブロークンと思われる言葉を繰り出して授業についてのコメントをしています。まあ、毎度似たようなことを言っているので、そのうち覚えてしまいそうですが。。。
今日話したことは。。。
指名して間違えた子がいると、すぐに次の子を当ててしまうことが多いので、もう少し、ヒントを出すなどして自分の力で問題を解くことができるようにしたほうがいい。
授業にあまり使うわけでもないのに、問題に出てくると言うだけで、実物のフルーツを用意しても本当に効果的なモチベーションにはつながらない。それなら「カットアウト(紙で作ったもの)」の方が、使えるだけに効果的である。
緑の用紙に白チョークで答を書かせても、児童からは見えない(児童も見えないと言っていた。)これはプランを立てるときに児童の立場に立って考えていないと言うことになる。授業案を立てるときには常に「子どもの立場で考える」事が必要で、できれば授業案に児童の反応を予想して書いておくことが重要である。たとえ予想の答えが出なくとも、児童の陥りやすい間違いを予想できれば授業中の対応が余裕を持ってできる。
以前に比べると少しは話せているかな。。。
だいぶ他の先生に助けてもらったけどね。まあ、それもよし。
そのあと、子ども達とやっぱりおしゃべり、「大きくなったら何になりたいの?」って聞いたら、何人かは「学校の先生!」と答えてくれた。
「どうして?」って尋ねると、
「小さい子どもが好き!」とか「教えることがすき!」
だって。いいねえ。
ぜひその気持ちを大事にして、フィリピンの未来のためにがんばって欲しいものです。
それにしても行き1時間半。帰りは約2時間。
SBTPは疲れます。
それにしてもうちのカウンターパートは今日はどうしたのでしょう?
開催要項に名前があったのに来ていなかったなあ。
これまでの総移動距離~1269キロ(セブ島のみ)
SBTPの中間報告会(マニラ近郊タガイタイ往復1200キロ)を入れると~2479.4キロ
距離が伸びると気持ちがいいので、今後は中間報告会込みの距離で加算していくことにしよう。