セミナー自体は昨日から始まっていたようだ。つまり、今日は2日目。
朝、学校へ向かって出発。
セブ島で使っていたジプニーが中古で使われている。
中がセミナー参加の先生で満員なので、
セブ本島ではなかなか出来ない「屋根の上」に挑戦。
快適であるが、道路の上に被さっている木の枝に攻撃を受ける。
この日の午前中は中央の役所から来ている先生の講義。
午後は数研7級のテスト。
数研7級と言えば小学校4年~6年くらいの感じ。
日本でやったら間違いなく「バカにするな」と、しかられる。
もしくは全員ほぼパーフェクト、のはず。
フィリピンの先生、大真剣。
採点をまずは手伝う。。。
「・・・・・・」
間違い多し。
分配法則知らず。
同分母分数の足し算で分母を足す。
回答欄に「?」と書く。
ようやくフィリピンの教育事情の本質に触れた。
原因の一つは、学年間の異動がないこと。
つまり、一回3年生の先生になったら、定年まで3年生と言うこと。
他の学年のことを知らなくてもいいわけだ。
相当点数の悪い先生、聞くと1年生担任だそうな。
笑ってる場合じゃないですよ。。。
翌日、これらのテストについて約1時間、分析とアドバイスをすることになった。
夜、部屋にて同期のK隊員と相談。
「お説教だね」
「うん」
まあ、実際にそうするわけにも行かないので、オブラートにくるみつつ、講義の準備。