今日は諸般の事情で遅れて任地到着の仲間を迎えに、
と言うか顔を見に空港へ行ってきた。
行きのタクシーでは「空港」と言ったとたん
「200ペソ」
といきなりふっかける。仲間が「メーター使えよ」
と言うとしぶしぶ使う。
謎
何故にこっちのタクシーは遠くへ行くと、帰りの分まで要求するのか?
不思議。
しかもこの運転手、「到着ゲートだっ」っていってるのに、
出発ゲートにつけやがる。
到着ゲートで待ってれば、客は来るだろうに。。。
無事、仲間も到着し、安心。
さて、帰り。
帰りのタクシーのおっちゃんは異様にハイテンション。
「メーター」というまもなくでかい声で
「わかったわかった!ちょっとまて!動き出してからだ!」
とのたまう。
それ自体はいいことなので、思わずこっちもつられて
「いやあ、いいドライバーだね、あんた」
などと同調。
このおっちゃん、陽気を絵に描いてもはみ出すくらい。
「日本人はいいねえ!うん、ほんとうにいい!」
と褒め殺し作戦。
「そうはいくか」
「韓国人はダメだね、すぐ おつりおつり! ってうるさいんだ。
その点日本人はいいねえ、 あ、とっといて てなもんだ!」
ほらきた。
「あのー俺たちボランティアで来てるからそんなに金ないよ」
「。。。。。。。」
これで静まるかと思ったら静まらない。
「前のタクシー友達なんだ。」
と言うなりクラクション鳴らし、指四本。
なんのこっちゃ?
「おーい!こっちは日本人2人でシューマートまでで400ペソ払うってよ!」
「ざまあみろ!」
(100ペソ前後でいけます)
と言った意味らしい。
嘘つき始める始末。当然冗談な訳だが、それがしつこい。
「もういいって、おっちゃん。どう褒め殺したって、メーターの料金しか払わねえよ。」
仲間のドライバーとのお遊びが終わると、いよいよ本気モードのドライビング。
まあ、とばすとばす。
まあ、結果としてぼられることなく到着したので、
いいドライバーだったと言えばそうなのだが
あのハイテンションにつきあうと
精神的に400ペソ取られた気分。
高くつく。